オンライン心理相談(セラピー)についてご案内します。
生育歴ナラティヴ・セラピー
これまでのあなたの人生そのものを意味する「生育歴」。
じっくり見つめ直し、過去を再構築します。
ジェノグラム(家系図)を描きながらこれまでの「つながり」を振り返ります。
人生のシナリオの発見も期待できます。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
→生育歴ナラティヴ・セラピーのご案内
カップル(夫婦)カウンセリング
生育歴ナラティヴ・セラピーのカップル(ご夫婦)版です。
ご夫婦それぞれの生育歴から出会い、なれそめを経て現在に至るまでをおふたりで紡ぐように語って頂き、関係性を振り返りつつ再構築することができます。
次のような時にぜひご活用ください。
- 夫婦関係を顧みたい時
- 夫婦関係をもっと良くしたい時
- 夫婦喧嘩が絶えない時
- 婚約中にパートナーとの関係調整をしたい時
- 離婚しそう!…もうすこし建設的な話し合いをしたい時
ジェノグラム(家系図)を描いてカップルで視覚的に関係性を確認することも可能です。お互いの背景・価値観・行動規範などを客観視するのに役立ちます。
コロナ禍でリモートワークが増え、「コロナ離婚」などという言葉まで出てくる今日この頃。「私たちもうダメね…」なんておっしゃる前に、ちょっと待った!
ふたりきりだと建設的な話し合いができないのは夫婦あるあるです。
いま一度、ご夫婦の関係を振り返り、改善していきましょう。
カップルカウンセリングや家族カウンセリングの経験豊富な臨床心理士が、ご主人にも奥様にも共感しながら中立的な立場で協力致します。
インフォームド・セラピー(疾患や症状、心の傾向を適切に理解する)
精神疾患や心因性の症状についての情報はネット上にあふれています。
しかしネットの情報は誰が書いたかわからないものや事実確認が取れないものも多々あります。
インフォームド・セラピーでは、症状や心の傾向などご自身の心身の様子を適切に理解するための時間となるようにします。
適宜、学術的な資料を共有しつつ理解すべきテーマについての学びを深め、症状緩和や生きづらさの軽減につなげていきます。
インフォームド・セラピーは次のようなときにご活用頂けます。
- 自分の疾患や症状を正しく理解したい
- 家族の疾患や症状を正しく理解したい
- 疾患や症状の治療法を学びたい
- 疾患や症状の調査データや最新の知見を学びたい
家族療法としてのインフォームド・セラピー
インフォームド・セラピーはご家族の理解にも効果的に機能します。
症状の発現しているご本人様だけでなくご家族の方もまじえたファミリー・セラピー(家族療法)としてご活用ください。
グループ療法としてのインフォームド・セラピー
学校やサークル、ピアグループなどの団体様にもインフォームド・セラピーを活用頂いています。
オンラインorオフライン、柔軟に対応致します。10名様前後のグループでしたら料金は表記の通りです。
勉強しながらみんなでケアしていきましょう。
プラクティカル・セラピー
プラクティカル・セラピーとは「プラクティカル(実践的な・役に立つ)」な心理療法を意味します。
問題解決型・分析志向型の短期セッションを展開しています。
取り組みやすさやお仕事の都合などお気軽にご相談ください。セラピーをカスタマイズ致します。
プラクティカル・セラピーの適用
疾患や症状、生きづらさの内容によってそれぞれ専門的・集中的にセラピーに取り組みます。
症状軽減を実感していただけるよう、無理のない範囲で最大限に効果的で実践的な内容を目指しています。
次のような疾患・症状・状況に悩む方にご活用頂けます。
- 社交不安症
- 対人恐怖症
- パニック障害
- 不安障害
- 発達の特性
- HSP(感覚・思考の過敏)
- アダルトチルドレン(生育歴上の困難や悩み)
以下、項目ごとに詳しくご説明致します。
社交不安症(SAD)
社交不安に効果があるとされている認知行動療法は認知と行動に焦点を当てますが、プラクティカル・セラピーでは心の奥にある自己愛や恥の意識を見つめ直します。
社交的な場面での症状形成の裏には自己顕示欲や恥ずかしさが隠れていることが非常に多いからです。
隠れた部分を解きほぐしていくことで、対症療法だけでなく根本的な行動変容を目指します。
社交不安の症状は人によって少しずつ異なります。症状の出る場面を思い起こし、その時の心の中の動きを具体的に確認していくことからセラピーは始まります。
対人恐怖症(TKS)
対人恐怖症は、社交不安症と同じく自己愛や恥の概念に焦点化して自己分析的にセラピーを進めます。
ひきこもりがちになっている方は、日常生活で対人場面を回避してしまっていると思います。回避行動を改善するためには実際に対人場面にチャレンジしていく練習も大切です。
つまり、意識的に「回避しない行動」をしていくことが大切なのですが、プラクティカル・セラピーによって「回避しない行動」にチャレンジしやすくなることが期待できます。
不安障害・パニック障害・HSP
不安障害やHSPの症状がある方は、日常的に不安に感じられるものが多いために疲れやすく、疲れがたまると症状がひどくなる悪循環に陥りやすい傾向があり、生きづらさが顕著になってきます。
まずは、不安や過敏さを感じるモノや場所についてイメージし、その場に心地良く居られるようにします。
不安障害やHSPの方はどんな場所でも心地よい居場所を見つけることで落ち着きを得られることが多いためです。
パニック障害においても同様のことが言えます。パニック発作が起きたときに激しい不安の中でも、安心感を得られる心の拠り所があれば発作がおさまるまでのつらさを軽減できるはずです。すると、発作の起こりやすい状況を回避し過ぎることがなくなります。結果として行動療法的な治療にチャレンジしていきやすくなります。
最も安心できる居場所はそれぞれの心の中にあります。
心の中の安心感を主体的に育てることで不安は自然と軽減され、社会生活を送りやすくなります。
大人の発達障害
大人になってから発達特性に気づいた人は療育を受けてこられなかったために生きづらさが大きくなっていることがあります。
まずは今抱えておられる生きづらさを具体的に共有し、対策を一緒に考えます。
その上で、現実場面のロール・プレイやSST(ソーシャルスキル・トレーニング)を提案します。
丁寧に相談しつつ実践的なワークに取り組んでいきます。
アダルトチルドレン(AC)
育ってきたご家庭で生きづらさも育成されてきたと考えられるのがアダルトチルドレンの特徴に当てはまる方々です。
アダルトチルドレンは医学や心理学ではなく社会学の用語です。具体的な心因性症状は少なく、生きづらさが主な悩みであるからだと思われます。
アダルトチルドレンの特徴に当てはまる方々のセラピーでは、生きづらさのおおもとを見つめ直します。
「アダルトチルドレン」という過去の大枠から離れ、個々人の彩り豊かな人生を歩んでいくために必要な主体性や自立性とじっくり向き合います。
プラクティカル・セラピーにおける分析内容
分析したいテーマが決まっている方やお試しセッションにて分析してみたいテーマが見つかった方は各テーマ毎にじっくり洞察することができます。
無意識・自我・超自我分析
野心的な無意識、社会的な超自我、バランス調整役の自我。精神分析の創始者・フロイトが提唱したこれらの心の構造を洞察し、生きづらさを軽減します。
対人関係分析
対人パターンを多角的に分析しコミュニケーションを円滑にします。コミュ力UPにも効果的です。
ユング心理学・元型分析
女性性アニマ/男性性アニムス、知恵と自律を司る老賢人、母親の2つの側面を表すグレート・マザー。あなたを支える心の中の各キャラクターを知り日常に活かします。
インナーチャイルド分析
「心の中の素直な子ども」を頼り、過度な適応や抑圧からの解放を目指します。仕事、恋愛、SNS…現代社会に疲れ気味の方におすすめです。
ライフイベント分析
いま直面しているライフイベント※について、じっくり腰を据えて感じ考えます。
※ライフイベント…生活や心境の変化を伴う出来事のこと。例:進学、転居、結婚、別居など
ゲシュタルト・セラピー
内的な対象とイメージの中で対話することで心の深いところの治癒を試みるゲシュタルト・セラピーの技法を用います。
エンプティ・チェア
ふたつ椅子を用意し、片方に相談者様に座って頂きます。もう片方の椅子に対象が座っているとイメージして、その対象に向けて思い浮かんだことを言葉にしてみるという技法です。
ロール・プレイ
直訳すると「役割演技」。誰かの立場で物事を考えるのに役立つ技法です。例えば、上司や親、配偶者などの立場を具体的にイメージして、その人の立場で考えたことを言語化してみます。
ドリーム・ワーク
印象に残る夢や何度も見る夢の続きをイメージしたり、その夢に出てくる人やモノになって夢の世界をイメージの中で冒険してみたりする技法です。
夢分析セラピー
ゲシュタルト・セラピーの「ドリーム・ワーク」は夢を追体験する技法ですが、夢分析セラピーではさらに夢をじっくり洞察していきます。
夢は無意識からの贈り物です。より伸び伸びと生きるためのヒントが詰まっています。