【事例】パニック障害の自助グループ・ピアサポートの会でのグループ・カウンセリング【臨床心理士と学ぶ】

パニック障害・広場恐怖

臨床心理士のミナコです。ご覧いただきありがとうございます。

パニック障害に関しましては個別のカウンセリングだけでなく自助グループのお手伝いもしております。

事例としてピックアップさせていただきます。

事例1 女性オンリーのパニック障害ピアグループ

男性がいると緊張してしまうという女性のためのパニック障害ピアグループでは、グループカウンセリングや質疑応答のほか、リクエストに応じてリラクゼーションを高める呼吸法や座ったままできるストレッチなどをお手伝いさせていただきます。

呼吸に焦点化する運動療法のため、途中でパニック発作様の症状が出てしまう方もいらっしゃいますが、みんなでケアすることで発作を乗り切る練習になります。

また、発作を起こしたり不安感が増したりしたメンバーのケアをすることで自分がしてほしいことと他者がしてほしいことの相違に気づき、治療に役立てるという相互効果も期待できます。

事例2 パニック障害に悩む青年期の方々のセルフ・ヘルプ・グループ

20代〜30代前半の方が多くを占めるパニック障害自助グループでは、青年期に特有の悩みに焦点化してグループカウンセリングを行うことが多いです。

休職や転職についての悩みは特に多く寄せられますので、ケースごとに詳細を発表してもらい、みんなに意見を述べてもらうワークショップ形式を活用したりします。

恋愛や結婚についての悩みも少なくありません。みんなと共有しづらい悩みも事前に詳細を教えていただき、話しても大丈夫なように一般化してグループ内でテーマとして取り上げることもあります。

事例3 中年期・壮年期のパニック障害ピアグループ

40代以降にパニック障害を患う方は多くが管理職や忙しい職場で疲弊してしまっています。

ピアグループでは、ストレスを緩和する方法やパニック障害のメカニズムについて一緒に学ぶことが多いです。

パニック障害がありつつも働き続けるための工夫をメンバー間で共有するグループカウンセリングは非常に意義深い時間です。

最新の研究報告や事例論文などをPDFで共有し、パニック障害についての理解を深める時間を取ることもあります。


以上、ピアサポートや自助グループでの事例をモデルケース化してお伝えしました。

臨床心理士のグループカウンセリングや各種療法を活動に取り入れたいグループ代表者さんはどうぞお気軽にご連絡ください。


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image:Bob DmytによるPixabayからの画像

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